脳をえぐる小説集のレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
2015/02/18 19:07
投稿者: 少名毘古那 さん
息を飲む迫力に、非道な美しさ

まずこの作品で驚くのは、文章の巧妙さ。 美しい艶やかさがあるわけでもなく、荒っぽいユニークな言い回しでもなく。 素朴で、だからこそ伝わる感動があります。 わずかの文章(ヒント)を与えることで、読者は想像をする。 そのぶん読者の感情移入は強くなり、息を飲む感動へ変わります。 一話では恐怖。 二話では切なさ。 三話では衝撃。 四話では… 私の一番のお気に入りは四話です。 付喪という存在から、物という人間とは相容れないが付かず離れずの距離の“生き物”の心を知りました。 思わず唇を噛んでしまうような、そんな感動があります。 言い表せないが、脳には、記憶には痛いほど残る。そんな感動。 ぜひとも読んでいただきたいです。 タイトルの通り脳をえぐられ、えぐられて消えた部分をこの物語が埋めるでしょう。

まずこの作品で驚くのは、文章の巧妙さ。

美しい艶やかさがあるわけでもなく、荒っぽいユニークな言い回しでもなく。

素朴で、だからこそ伝わる感動があります。

わずかの文章(ヒント)を与えることで、読者は想像をする。
そのぶん読者の感情移入は強くなり、息を飲む感動へ変わります。

一話では恐怖。
二話では切なさ。
三話では衝撃。
四話では…

私の一番のお気に入りは四話です。
付喪という存在から、物という人間とは相容れないが付かず離れずの距離の“生き物”の心を知りました。
思わず唇を噛んでしまうような、そんな感動があります。
言い表せないが、脳には、記憶には痛いほど残る。そんな感動。

ぜひとも読んでいただきたいです。

タイトルの通り脳をえぐられ、えぐられて消えた部分をこの物語が埋めるでしょう。

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