うそつき執事の優しいキス

「これは、雷威神(らいじん)とCards soldierの問題、だ。
 部外者の君と議論する話じゃ、ない」


「確かにわたしは部外者ですけど!
 外からだから判ることだってあると思います。
 本当にCards soldierは、このままでいいんですか?
 クローバージャックの宗樹と争って。
 神無崎さんと……ダイヤモンド・キングと喧嘩しても変わる勇気がなければ、一歩も前に進めないじゃないですか。
 時間は、黙っていても過ぎて行ってしまうのに!
 このまま立ち止まって何もしないコトが『スペードエースを待つ』って言うことなんですか!?」


「Cards soldierは雷威神のメンバーで作った、んだ!
 今はもう雷威神は解散して、いる!
 仲間じゃないヤツをCards soldierに入れる気は、無い!」


 何よそれ!


 蔵人さん、何だか色々言っているけれど!


 要は『オトモダチ以外入れないもん』って言ってる小学生と変わらないじゃないの!


 なんだか、とっても腹が立つんですが!


 わたくし、怒ってもいいでしょうか!?


 自然と膨らんで来る頬と、怒りに身を任せて、言っちゃった。


「だったら、蔵人さんがCards soldierのメンバーになればいいじゃないの!
 宗樹と神無崎さんの演奏で、蔵人さんが歌えばいいんだわ!!」