どうしたんだろう。
ただの寝不足とは違うみたい。
近藤局長が亡くなってしまった気鬱が、彼をこんなふうにするんだろうか?
だとすると、さっき血を飲んだ直後のふわふわした状態はなんだったんだろう……。
それ以前に、今の発作みたいなものは、少し血を飲んだだけで完全に治ったの?
「土方さん、本当に大丈夫ですか?」
同じことを感じたのか、総司があたしの手当てをしながらたずねる。
「さあな、俺にもわからん」
土方さんは投げやりに言ったあと、「多分大丈夫だろ」と、笑った。
その笑顔は、かなり無理やり作ったもののように見えた。



