「何で顔真っ赤にしてんの?」 鋭い指摘をさて、ビクンとなる体。 こころなしか、 彼が少し笑った気がした。 「熱でもあんの?」 「……あ、の」 「何?言いたい事があるなら、正直に言ったら?」 少し身を乗り出して、 彼は更に私を凝視した。 距離が……近い……。 意地悪だ。 わざと、やってる? 「そんな……見ないで、くださいっ……」 「何で?」 「だって……恥ずかしいっ……」 耐えられず、両手で顔を覆ってその場に座り込んだ。