「まぁ、ここは大人しく送られてくんない?俺だって、申し訳ないと思ってるんだし。」 「...でも、まだ買い物終わりきってないし。」 「あ、そうだったの?じゃあ、俺も付き合わせて貰おうかなその買い物に。」 「いやいや、買い物するのにこの体勢のままなんてあり得ませんから。」 まぁ、確かに。 お姫様抱っこしたまま買い物をするのはさぞかし可笑しな光景だろう。 うん、やむ終えん。 俺はそっと女をおろした。 代わりに手を差し出した。 「はい?」 女が『なんですか?この手は?』みたいな顔をする。