「そんじゃ、いくぞ」

『「はっはい!!」』



朝。私とお兄ちゃんは一緒に、先生のところにいった。


変装しないで。


電車で、3時間ぐらい揺れてついた場所は。



『…ここ…??』

「そうだ」

『先生、ここ、不死鳥がいる…』

「…見つからないように、しないとな」



先生には、不死鳥から逃げているって、話している。
理由は言っていない。



まさか、花園組が、あるところが、不死鳥のいるところにあったなんて。



「雅。一応、フード被っとけ」

『うん』



パーカーを着てきた私は、髪を隠すようにフードを被った。

お兄ちゃんは、なぜかわからない。

わからなくていいんだよ。



そう思いながら、先生についていった。



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「ここだ」


『「ここ?」』



まだ人が住んでそうな綺麗なデカイ家。