もう、なんなのよ。


私は途中から無視した。



「ねぇねぇ~?」


「秋~!そいつ、だれ?」



オレンジ髪の元気そうな子が可愛い子にちか付いて私を見る。



「ん~…」


「そいつ、舟橋 雅…。」



紫髪の無口そうな子がパソコンをカチカチとならしながら近づいてきた。



調べたのか。でも、名前、性別、学校、学年、

それぐらいしか出てこないよ。



だって、私は、死んだはずの子なんだから