『はぁ、また入院か…』

「まぁまぁ、俺も毎日いくから」

『うん…』


また、今日から入院。

赤ちゃんを産むために。


はぁ、お兄ちゃんに赤ちゃんできたっていったら、、、どんな反応するか…


梓に言ったら泣いて喜んでくれた。

梓にきくと、梓も入院するらしい。赤ちゃんがいるから。



『はぁ、暇だなぁ…』

「なんかはなそうよ!おんなじ部屋にしてもらったんだし♪」



ここは梓の病院で、梓とおんなじ部屋にしてもらった。

だから、隣には梓がいる。



「麻貴、激しいでしょ」

『うっ、うん…。朝起きたら腰がいたかったよ』

「そうそう、凪斗も激しいからさー、
腰がいたかったよ(笑)」



あ、凪斗もなんだ…。



「ねぇ、覚えてる?」

『?覚えてるって??』

「昔のこと」



昔?…覚えてない…



「じゃあ、知らないんだね」

『なにを?』

「まだ3歳かそれぐらいかな?
昔、私と麻貴、雅とあってたんだよ?それに、一緒に遊んだ♪」

『え?』


全然覚えてないんだけど…


「ニヤニヤ、でね。

私、こっそり見てたんだ☆

雅と麻貴がキスしてるとこ♪」