〔ってぇなぁ、調子乗んな…っ!!!!〕
ドガッっ
『うっ!!』
私は刺された傷口におもいっきり蹴られ、
入り口にぶっ飛ぶ
トサッッ
「おつかれ」
『ま…き…?なんで…ここに…?』
「お前を死なせるわけにはいかねぇだろ。
将来、…俺の奥さんになるやつだ。
平気だ、ついてきたあいつの部下は潰した。」
ははっ、こんなときにもそんなこというのか、
「雅、やすんでろ。あとは俺と麻貴でやる」
『未紀…、、でも…』
「お前に死なれては困る。
死なれたら…、あとからめんどくせぇことになるだろ。
だから、その…、まっ守ってやる!!」
!!!ははっ、守るか…。
『ありが…とう…。わかった…、武器、つかってるから…、死なない…でよ?』
「「おう」」
麻貴が私を担いで、入り口のすみに下ろしてくれた
「まだすこし、たえてろよ」
『うん…。麻貴…死なない…でね…?』
「あぁ」
チュッ
「ぜってぇ、死なねぇ」
そういって、麻貴は未紀のところに走っていった。
『私には…もったいない仲間や…旦那さんができたな…』
はぁ、もう20歳なのに…。
それに…赤ちゃんもできるかも知れないのに…


