門番の人は驚いてたが、、蘭さんの頼みなら…!!、、と、引き受けてくれた。


よし、これで存分に殺れる



バァンっっ


〔やっときたか。変なことしてくれた見てぇだな。
でも、四人、このグループの幹部をつけさせた。大丈夫だろ〕

『ははっ、どうかな?ねぇ、しってる?』

〔…なんだ〕

『あそこには、3人の鬼がいるんだよ』

〔…鬼?〕



私のために鬼になる人。


未紀、お兄ちゃん、そして、麻貴。



このまえ、ホテルでやってるとき。

最後にこういってくれた。


"俺と、未紀、そして、お前の兄貴が

お前を守るためなら鬼でもなんにでもなる"


って。


だから、今まで以上に強いと思う。




〔ほぉ、でもそんな体で俺と戦えるか?〕

『ははっ、やってみねぇと、わかんねぇだろ?』

〔ククッ、口調が変わったってことは、

"鬼藍"になったな〕


ほぉ、そこまでしってんだ



『たとえ、熱があっても、最強の鬼藍が、てめぇを潰す』

〔なら、殺ってみようぜ〕

『かかってこいよ』



自分でも、目の前がぐにゃぐにゃのままで勝てるとは思わない。

フラフラもする。


でも、みんなのため、戦うんだ。



シュッ ドガッ


〔くっ!!けっ…こう、つえーな〕

『はぁ…はぁ…、けっこうじゃねー』


バキッ


〔くはっ!!〕