『…ケホッ…、ここは…、倉庫…?
!!!今何時?!!』


時計をみると4時。

あと一時間…。はやくいかないと!!



『…麻貴…。ありがと。ごめん。いってくるよ…』



おでこにはってあった冷えピタを外し、自分にかけてあった毛布を隣で私の手を握って寝ている麻貴にそっとかけた。



『あつい…。熱…か…。でも…いかないと…』


そっとベッドからおりて、フラフラしながら服を着替える。



『いってくる。みんな、ごめん…』


私は力を振り絞って、ダッシュで花園組に走った。


ついたときには全身熱くて、熱がドンドン上がってく。


時間は…4時50分…。ギリギリか…?



『ゲホッゲホッ…、はやく…いこう』



息を整え、花園組に足を踏み入れた。



〔だっだれだ!!〕


門番か。


『私。わすれた?…花園蘭…』

〔!!!蘭さん?!!でも、蘭さんは、亡くなったはずじゃ…〕

『じゃあ、この髪を見てでもいえる?』

〔!!ブルー…。…生きてたんですね…!〕

『えぇ、君、すこしお願いがあるんだけど』

〔いいですよ?なんなりと!!!〕



私はお願いした。お母さん・お父さんを地図の場所につれていくこと。

幹部、あいつだけ残していくこと。
下っぱも全員顔を覚えている。

そいつらの名前は、…名札がね…はははっ

そいつらの名前は、紙に全員書いて、
潰せ。

と、かいて、その下っぱの銀髪の人に渡して。と。いった。


他のやつは、絶対守ること。

とくに、お母さん・お父さんは。


そうお願いした。