「雅!!!」



雅は気を失ってる。体中傷だらけで、
所々血が出ている。



「すぐに倉庫つれてくぞ!!」


俺は気絶している雅をを抱き上げて、急いで倉庫にもどり、冷たく冷えきった雅の体を暖める。

冷たいのに顔が赤い。息も荒い。

おでこにそっと手のひらを当てると、すごく熱かった。

すぐに、おでこにひえぴたをはり、毛布を二枚重ねた。



「…雅…。俺がついていけば…こんなことには…」


そっと雅の頬に触れて、雅の手を握りながら俺も眠りについた