『ん…、ん?!!!』

「おはよ、雅」

『フフッ、おはよ、麻貴』



いたたっ…、腰いたいや…

シタ後は腰が本当にいたいんだ…



チュッ


『んっ/////』

「気になってたけど…、この傷は?」



麻貴がキスして触れているところは、

アメリカで斬られた傷。



『こっこれは…』

「なに?」

『あ、アメリカでできた傷…です…』



あんまり、みないでほしい…



「じゃあ、これは?」

『んっ、…そっそれはー……。』



次は手術の跡に触れる



「なに?」

『…手術の…跡…です…』



…こんな、跡だらけの女、麻貴、嫌いだよね…



「なに泣いてんだ?」

『!!え…、私、泣いてる?』

「しっかりと。どうした?」

『うっううん。なんにも』



はははっ…、泣いてたんだ。



「まぁ、あんまり、自分の体に傷つけんなよ」

『…うん』

「んじゃ、着替えて倉庫戻るか」

『うん』



私達は、着替えて、倉庫に戻った。