シュッ バキッ ドスッ



『50人目…』



刀をよけ、一人の殺し屋を気絶させた



「50人目おめでとう」

『未紀、よろしく。こいつ』

「ん」



アメリカにきて、もうすぐ10ヶ月がたつ。

殺し屋に会えない日もあり、私をみたとたん逃げるやつも、いたせいでまだ50人目


あと150人ほどいる。


気絶させた殺し屋は、警察に投げ捨ててろうやいき。

初めて殺し屋と殺りあったとき、刀で横腹を刺されて跡が残っている。結構深かった。


初めて刀とやりあうのは難しかった。

でも、今はもうなれて、傷もおわずに刀も拳銃もよけて倒せている。


結構大変なんだよねー



「雅、帰るぞ」

『はーい』


未紀とは一緒に住んでいるが、特別な関係はいっさいない。

話すのは、ご飯や、掃除、仕事や族のことぐらいだけ。

9時になれば別々の部屋にいって普通に寝る。

ただそれだけ。


あ、私は携帯を新しくして、電話番号は、

血桜と花園組のしか入っていない

麻貴の電話番号いれるか入れないか迷ったけど、入れないほうにきめた。



「雅ー?みーやーびー?」

『え?あぁ、えっと…、なに?』



未紀が私をずっと呼んでいたみたいだ。

気づかなかった…



「風呂上がったから入ってこい」

『うん、ありがと』



私が考え事してる間に、未紀は風呂に入っていたみたい。


未紀は私に一言いうと、自分の部屋に入っていってしまった。