「んじゃ、いくか」

『うん』



あれから5日がたち、私は退院した。

ベッドに寝たきりだったから、腕がなまってないか心配。…いや、大丈夫か。

病院でさわぐバカどものおかげで、

1日10回は殴れたか



あいつらとは、雷と拓海と一哉(双子)だ。

筴は私にくっついてるだけでさわいでるわけではない。

未紀はそれを見て笑ったりしてるだけ。


そして、私が殴ると、もっと爆笑する。

あまりにもうるさいと、未紀も殴り、筴が笑う

筴もうるさくて、何回か殴ったことがある。

でも、殴ろうとすると、笑うのをとめる。

雷達にも、殺気をだすと、ピタッと石のようにカタマる。
それがすこし面白い



「どうした?倉庫いくぞ」

『ううん。わかった』



私は着替えが入ったカバンを肩にかけ、未紀と倉庫に向かった。



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