『み…き…』
「んだよ」
『ゲホッ…、かばん…の、中にある…薬、持ってきて…』
「は?んなんでおれが」
『私が、とりに…いけないじゃん、ゲホッ』
「チッ」
未紀は、舌打ちをして、部屋を出ていった
すこしたってから未紀が薬をもって部屋に入ってきた
「これでいいのか?」
『ゲホッ、ん、ありがと……ゴクッ…、
はぁ、』
少しずつ痛みがすくなっていくだろう…
「…病気か?」
『…わかんない』
未紀が心配してる?なんか、違和感があるな
「ちっめんどくせぇなぁ」
いきなり舌打ち?!!!
「せっかく拉致ってきたのによぉ。
雅がそんなんじゃいみねーじゃん」
…いきなり、どうした??
「あ、いいこと思い付いた」
なんか、怖いんだけど
「雅、俺と外国いくぞ!!!」
『…はい?』
外国?ガイコク?外国。…なんで??
「まず、なんで痛いのか、みてもらわねぇとな」
未紀って、こんなに優しかったっけ?
未紀、変わった?
「…あ、そう言えば、筴の親が病院やってたな」
あぁ、そうだった。
いろいろはなして、明日、変装して、筴の病院に行くことになった。
やっぱり、未紀って、こんなに優しかったっけ?