『黒助どうしたの?』

〈ニャァ~〉


黒助が首輪をカリカリしている。見てみると、首輪に、紙が挟まっていた。
それを開いてみると、


”体は大丈夫か?

無理すんなよ

麻貴”


やはり、気づいてましたか。

さすが麻貴。



私は先生の机から鉛筆をかりて、紙にお礼をかいて、黒助の首輪につけなおした



『麻貴のところにお願いね』

〈ニャァ~〉


黒助は目を細めて鳴き、倉庫の方向に走っていった。


寝よ


ベッドに入り、疲れをとるように寝た