『わか…った…』



歯を噛み締めながらいった。

私は未紀と不死鳥の倉庫にいった。

いったとき、みんなは、驚いてた。


用事があるといって帰ったのに、戻ってきたこと、

でも、一番驚いたことは、

私がすごい冷たい目をしていたこと。

悪魔のような笑みを見せている私。

それを未紀はみんなから見えないところで

見ている。

そして、私は裏切った。

ひどい言い方で。

そしたら、楽と憂は泣きじゃくり、

下っぱも泣く人も多い。


白と秋は殺気をだして、私を殴ろうとしてきた。

それを私は避けて二人同時に壁に蹴りぶつけた。

二人は、地面に落ちて、私はひどい言葉をいう。



『だっさ。てめぇら、こんなに弱かったんだ』


そういった。冷たい目、悪魔のような笑みで


「…なぎ…さ…」



切れた唇から血をだしながら腕に力を入れて起き上がる白。



『呼ばないで。うざい』

「っ…!…てめぇ…、」



今までに見たことのない冷たく、信頼を失
った顔。



「かはっ…、もう…不死鳥の…倉庫に…近づくな…。一生だ…ゲホッゲホッ…」



咳をこみながら、いっつもヘラヘラしている秋が怒りに満ちた顔で、冷たく睨む目でいってきた。



ごめんなさい。ごめんなさい。