ウィーン



自動ドアがあき、中にはいる。

中にはいると、一人の看護師がきずいた



〔あ!蘭ちゃん?〕


『はい、久しぶりです、山口さん』

〔覚えててくれたのね?

水島先生?〕

『はい、お願いします』

〔わかったは、まっててね〕



ニコッと微笑み、看護師の山口さんは受付にいった。



看護師の山口さん。

山口は、私の世話をしてくれた先生の一人


私が起きたときも、先生と一緒に入ってきた先生だ。

黒髪のボブが似合う先生。



〔蘭ちゃん、いつもの部屋ね?〕

『わかりました、ありがとうございました』



いつもの部屋とは、私専用の部屋。

そのは、先生の部屋でもある。

でも、先生は、私の時だけしかあそこの部屋にいれないみたい。


今説明した部屋に向かって、ノックをした



コンコンッ


ーー「入っていいぞ ~」



あ。この声は、パソコンをいじってる声だね。

先生ほわかりやすいな~



ガラガラー



「よっ!珍しいな、なんかあったか?」



やっぱり。先生は、パソコンから目をはなして私を見る