あのことは、またこんど。
「おう」
麻貴は二枚チケットを渡して中に入った。
『わぁ!いっぱいある!!!』
中に入ってまず言ったのは、ジェットコースターや、コーヒーカップ、他にもいっぱいあること。
「まずなにのる?」
『えっと…』
「ジェットコースター乗る?」
え”?怖そう
「よし、いこ~」
『きゃっ!…////』
「かわいらしい声だね」
『~/////』
好きで出してるんじゃないもん
私はすこし頬を赤くして、ジェットコースターの列に並んだ
「なぁ」
『ん?』
「雅、どこもいかないか?」
『え?』
どこもいかないか?…か。
わからない。あいつが動いたら、私は、いなくなるかもしれない
『わからない。約束は…できないかも知れない…』
「そうか…。あいつらが、動くかも知れないな…」
『…そう…』
あのとき助けてくれたのは麻貴。
あと、梓達、下っぱたち。
偶然じゃなかった。
私がつれてかれるのをたまたまみた麻貴がみんなをつれて助けてくれた。
その時から麻貴のことが好きなのかな