ちょっとはやく来すぎたかな?


時間は9時45分。


昨日選んだ服できた。きちんと地毛。

緩く巻いて、リップや、薄いチークをつけた、ナチュラルメイク。



可愛いかなぁ…。


自分の格好をチラチラと確認する。



[おねぇちゃん]

[可愛いね~]

[俺らと遊ぼうよ]



チッ。ナンパかよ



『人を待ってるので』


[女の子~]

[なら一緒にいこ~よ~]

[なぁ?]



しつこいなぁ


私は殺気をだす。



[こっこいつっ]


ドスッ バキッ ドゴッ



よし、これでいい



「雅~!って、なにこのゴミ」


ゴミって、まぁ、その党利なんだけど



「雅、可愛い」

『あっありがとぅ////。
まっ麻貴も、カッコいい、よ?////』



麻貴の格好は、ジーパンに、白のロゴいりの服に、

黒の薄いパーカー




「いこっか///」

『うん///』



二人は顔を赤くして歩きだした。