あれから私はみんなといっぱいおもいでになることをやった。

ゲームしたり、買い物いったり、喧嘩したり、とても楽しかった。


写真も、プリントしてみんなに渡した。

春と未琴は、跳び跳ねてた。


お兄ちゃんは、写真に頬を擦り付けていた


舜と幸兎は、笑っていた。


その姿を私は、自分のケータイで写真を撮った。


とても楽しかった。


…でも、今日でおわり。昨日、電話がかかってきた。

死神から。



”明日、迎えにいくよ。待っててね”



と、ただそれだけで電話をきられた。


私はもう終わりなんだ、と思った。


私はカバンを持って学校に向かった。


制服の中には、あの、青いパーカーと、白い短パン。青いパーカーのポケットには、あのブルームーンのピアス。