死神について調べてたなんて言えない…。




《本当心配したんですよ?!
海霸の人たち、いつもうるさいのに、静かだったし!すごい気味悪かった》



たしかに、いつもギャーギャーいってるやつらが、急に静かになったら気味悪いよね




《私達がなに話しても、”あぁ”しか、言わないですし…。
もう皆さんの目が死んでいました!!》



そっそうなんだ…。屋上いるかな?行ってみよっかな



『そうなんだ、ごめんね。ちょっと私、いくとこあるから』

《はっはい!!》




ニコッと微笑み、教室を出て、みんなの溜まり場の屋上に向かってみた。




『うっ…。なにこれ…』



ドア越しからでもわかる、死んでるオーラ…


いつもなら、ドア越しでも、ギャーギャー聞こえる声がいっさい聞こえない。


怖い…。


私は、恐る恐るドアを開けた…。




『…えっと…。みなさん…?』



「「「「「はぁ…」」」」」



なにこのため息。てか、いつもならきづくのに、私がいることにきづいてないの?