僕は今は大分県の温泉地に住んでますが、ここに引っ越して十二年かなです。
その間ここから東京や小倉に作業員としてトンネル工事に行ってます。
大分県内にも行ってますね。四十を境に今の会社に入り長く行っても半年とかになりました。
広島や鳥取や福岡ですね。二十代の頃から三十代頭までは、大分県の南部に実家があってそこからあちこちに行きました。
海外から、上は新潟下は沖縄までですね。
この仕事に入るまでも福岡や京都に居ましたから転々とですね。
大分県の南部に高校の途中から入っててここが一番長いかもです。
あちこち行きますと電車で帰るんですけど、当時はね。その電車が、近くの駅になるとホットしてました。
あー帰ったなって感じです。若いからあちこち行く事に抵抗はなかったですけど、帰ったなって感覚は強かったです。
今は、あちこち行っても車で帰ったり電車で帰ったりまちまちですけど、あー帰ったなってないんです。
借り住まいって感覚が強いんでしょうね。
独身ですし同棲してても親の所は常に近かったですからね。
自分自身でアパートを借りようとかは、三十代過ぎてないんです。借りようと思ってたら兄が戻ってそれが難しくなりました。
子供の頃は本当に転校転校で、記憶が有るのが広島県からですが、その前に三つは転勤してるんです。
我が町とか言う感覚が唯一近いものが、合ったのが大分県の南部に住んでた時です。田舎ですけどね。
今でも近くで工事をしてるから行きますが本格的には数年行ってない。近くまでです。
数年前に高校の近くまで行って街をうろうろしました。無くなってるお店とか多くてね。
それで高校の頃とか思い出すんですよね。
広島で幼少期に住んでた所も行きました。これも変わってて驚きましたね。
高校の頃の通学路を車でゆっくり走ると胸が苦しくなる感じがしました。
父の会社の倒産から逃げるように出ましたから、家も他の人に渡っててね。
今でも、遠くから戻る時の自分自身の街の近くの駅を思い出します。後、なん駅で帰るって感覚はなんとも言えない物でした。
今は、そういうのが無いのは寂しいですね。
女性が、結婚して実家に戻るってこんな感じなんでしょうかね。
結婚してないと実は様々な経験値がないんだなと最近は思います。
妹にも言われますね。兄ちゃんは苦労してるけど、結婚してないから実の所はそういう面が分かんないとの事です。
確かにです。甥っ子が、おいちゃんは結婚してはいけないと言うので結婚諦めました笑
甥っ子は、パパの妹からも可愛がられたんですが、その人が結婚したのがショックのようでね。結婚すると可愛がっても昔のようには行かないからね。
それで、おいちゃんは結婚してはいけないと言いますね笑
まあ、帰る所があるだけ良いかなです。