ニンゲン釣りゲーム

どす黒い感情をぶちまけると、桃香はフンッと横を向いた。

桃香の言葉が刃物のように楓の心をズタズタに傷つける。

――みんな私を必要としてくれていたんじゃなかったんだ。
面倒なことをなんでも押しつけられるバカな奴としか思われていなかったなんて……。

それも1番の友達だと思っていた桃香から、そんなことを言われたことが、さらにショックだった。