心を落ち着かせて、 俺は教室をでて校門へと向かった。 …二人は、どうなったかな。 気になる思いを隠しきれず、 そわそわしながらひなたが来るのを待った。 _____________ ピロロン♪ 校門に立ってから約10分後 俺のケータイに通知が入る。 それを確認すると、 発信者はひなた。 "今から行くね" 「…さむ。」 ポケットに手を突っ込み、 ひなたが来るのを待つ。