ゴミの妖精と捨て猫のしもべちゃん ※観覧注意
絵本・童話
完
0
大河大樹/著
- 作品番号
- 1128942
- 最終更新
- 2014/11/15
- 総文字数
- 18,555
- ページ数
- 88ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 20,741
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
絵本・童話13位(2014/11/17)
- ランクイン履歴
-
絵本・童話13位(2014/11/17)
世の中には色んな妖精がいるよ!
水の妖精。火の妖精。
木の妖精に土の妖精。
中には魚の妖精だっているし
コップの妖精もいるんだよ。
この世界の物の数だけ妖精はいるんだよ!
私はゴミの妖精。
汚いね!
でもとってもきれいな羽を持っているよ。
ゴミを愛する美しい気持ちも持ってるよ!
おやおや?
なんだかみずぼらしい猫ちゃんがいるよ。
きっとゴミとして捨てられたんだね。
ご主人様も迎えにこないよ。
かわいそうだね。
よしよし。
ゴミ妖精のしもべにしてあげようね。
大丈夫。
もう寂しくないよ。
この作品の感想ノート
すっっごい感動しました。
ゴミの妖精は、捨てられたくなくって愛されたくって妖精のフリをしていたのかなって思いました。話の流れとかすごすぎました。
文章が子供目線だったけど、それもまたなんか胸がきゅうってなって、こういう小説に出会えて良かったなって思います!!
サユキ☆さん
2015/12/27 18:48
慈雨さん
読んでいただき、ありがとうございます。
意図して書いたわけではないですが、確かにこの主人公はどこか子どもらしくなくて、大人びている所が要所要所にあります。
ただそれは子どもらしく生きられなかったから大人にならざるおえないというだけで、本質は素直な子どもです。
慈雨さんもこの主人公のように、自分と似たものを見ると辛くなるのですね。
慈雨さんがなぜそうなるのかは、正直わかりません。
でも、きっと意味があることなのだとは思います。
人間の心は辛い記憶や嫌な思い出を、無意識に封印しようとする働きがあります。
これは抑圧という心の働きです。
もしかしたら、慈雨さんの心の中にもそういう嫌な記憶が詰まっていて、自分のような存在を見るとその記憶が蘇りそうになって辛くなるのかもしれません。
これはあくまで可能性の話ですので、違うのかもしれませんが。
僕の呼び方はなんでもかまいませんよ♪
呼びすてでもなんでも。
僕は慈雨さんと呼ばせてもらおうかな。
名前の由来を拝見しましたが、素敵な由来ですね。
読んでくださりありがとうございました。
大河大樹さん
2014/12/15 18:28
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