突然呼ばれたのは私。

しかも全く知らない女の子。



(え………、私が呼ばれてんの………?)


『あの!!』

 
セミロングくらいの女の子がいきなり大声を出した。

だから驚いて彼女の方をみた。



「え……」


彼女と目があったのはやっぱり私で、

少し心臓がビクッとした。


いったいなんなの………??!



『あ、有川さん!少しいいですか!!』


そう言われてしまえば、どうすることも出来ないので……


「はい…………?」


と、恐る恐る彼女の方へ向かった。