目が覚めた時 私は保健室のベッドにいた。 起き上がると、真奈が 泣きながら私のもとに駆け寄ってきた。 「沙那っ、わ、わたっ、ッ…私、ごめんねッ…」 「なんで、真奈がなくの?」 「グスッ…私があんなこと言ったから、」 あぁ、ほんとに、真奈は優しい。 「違うよ真奈。嬉しかったの。 ありがとう。」