「お・お・じ・さ・まぁ~。」


部屋にはいると、先に来ていたらしいイルファ
がソファーでふんぞり返っていた。



「でぇ、どぉだったの?気になる彼女は?」


「べ、つに。気になっている訳じゃない。」


不覚にもどもりながらいった俺を見て、イルファが目を見開いた。



「おおぉぉぉ!!?アレンが動揺するなんてなぁ!うん!おとーさんは嬉しいぞぉー!!」


「誰がおとーさんだ阿呆。お前のような父など
 願い下げだ。」