人混みをかきわけて、中央に目を向け ると、思わず息を飲んだ。 「スッゴい美人~」 イルファがそう言ったのと同時に、俺 はその美少女の方へ足を進めた。 「え?王子?」 俺は美少女を抱き上げ、城へ瞬間移動 した。