どうやって外に出たのか覚えてないけど、気がついたらネオンの輝く裏通りを歩いていた。
バッグの中から、軽やかなメロディーが流れてる。
あ……電話だ。
その音楽にやっと我に返って、バッグから携帯を取り出した。
「もしもし?」
『マユ!? あんた一体どこに行ってたのよ! 心配したじゃない!』
電話の向こうから、ハルカの怒鳴り声が聞こえた。
「あ……ごめんね、急にいなくなって」
『マユー、今どこにいるんだ?』
今度はナオちゃんの声が聞こえた。
「えっと……」
視線を走らせると、見覚えのあるレンガ造りの建物が並んでいた。
昨日、見たばかりの光景。
無意識のうちに、ハルヒコくんのいるかもしれないライブハウスに足が向いていたみたい。
「ライブハウスのある通り……」
キョロキョロしながら歩いていたら、ドン、と誰かにぶつかった。
その衝撃で手から携帯が滑り落ちる。
カシャン、と乾いた音をたてて歩道の上に転がる携帯。
「すみませんっ……」
ぶつかってしまった人を振り返ると、そこには髪を茶色に染めた、目つきの悪いお兄さんたちが……。
バッグの中から、軽やかなメロディーが流れてる。
あ……電話だ。
その音楽にやっと我に返って、バッグから携帯を取り出した。
「もしもし?」
『マユ!? あんた一体どこに行ってたのよ! 心配したじゃない!』
電話の向こうから、ハルカの怒鳴り声が聞こえた。
「あ……ごめんね、急にいなくなって」
『マユー、今どこにいるんだ?』
今度はナオちゃんの声が聞こえた。
「えっと……」
視線を走らせると、見覚えのあるレンガ造りの建物が並んでいた。
昨日、見たばかりの光景。
無意識のうちに、ハルヒコくんのいるかもしれないライブハウスに足が向いていたみたい。
「ライブハウスのある通り……」
キョロキョロしながら歩いていたら、ドン、と誰かにぶつかった。
その衝撃で手から携帯が滑り落ちる。
カシャン、と乾いた音をたてて歩道の上に転がる携帯。
「すみませんっ……」
ぶつかってしまった人を振り返ると、そこには髪を茶色に染めた、目つきの悪いお兄さんたちが……。


