君と星空の彼方

え…?


「…な、んで……?」


私の言葉に彼は言った。

悔しいほどかっこいい笑みを添えて。


「なんか願ったら、来れたんだよ。

『ホシノの元へ行きたい』…ってな」



「……セイヤ‼︎」




天秤座の力を持つ彼は、微笑んで、私の頭を軽く撫でた。

温かみが私の心へと優しく染みた。



「君は、セイヤ君か」


「……ええ。

あなたを…倒しに来ました」



セイヤの言葉に大神はあざ笑う。


「僕を?そんなの、無理に決まってるだろう」


「それはわからない。

ただ、このまま俺ら能力者を潰して…キナリだけでなく、地球も征服するつもりなのでしょう?」


「…勘が鋭いね」


「なら、尚一層…俺は、お前を倒さなきゃいけない。

キナリだけでなく、地球を渡しはしない!」



か、かっこいいー…

…違う!今それどころじゃないでしょ!



「…2つの世界を僕の物にすれば、世界をもっと幸せにしてみせるよ」


「絶対に無理だな。

絶対的権力、逆らえないトップのある世界なんて成り立たない」