君と星空の彼方

予約者10名、と書かれたボードにあとはカードキーをピッとやれば…



「着いたね…」



「はい」




自動的に模擬戦場Lへと向かう。

これは魔法陣を巧みに使って、自動的に行けるようになってるらしい。



キナリの技術も素晴らしい…!


とか思いながら、私もこの非現実感に慣れたなぁ、とも思った。




だって異能力とか魔法陣とか、異世界とか!全く信じてなかったもんね。



女は場の適応能力が高いっていうけど、私もそうなのかも。


一応これでも女子ですからね!




「シールドはもう張っておきますね」


「え、ムルってシールドも張れるの?」


「…えぇ」




少し口角を上げて答えたムルは、シールドを張った。


完成するのに時間はかからなくって、すぐに終わる。



今はよーく目をこらさないとわからないレベルだけど…



なんていうのかな、今までのシールドとはなんか違う…




「シールドに少しだけ力も入ってしまったので。

シールドから出された力の波動が、ホシノ様に触れているのでしょう」



「…心を読むな!」




「読んでなどおりません」