君と星空の彼方

「逃げろ‼︎」


セイヤの声に、私たちは急いで駆け出す。



「待て、そこの4人!」



運良く私たち4人は戦闘靴を履いていた。


まあ、こんな人がうじゃうじゃいる城下町でMAXスピードは出せないものの、

かなり足は速くなる。


ちゃんと人を避けれるぐらいの速さで、はぐれないようにセイヤを先頭として1列で走った。



けど騎士さんがたも負けてはいない!


後ろからドドドドド…っとかなりの人数の音を出しながら追ってくる…!



「右だ‼︎」



セイヤが言ったとおり、すぐ右の路地裏に入る。


「左!その次、また右!」



路地裏、そして路地裏、またも路地裏…


細い道は入り組んでいて、何度も壁にぶつかりそうになった。


「止まれ!」



セイヤの声で4人が一斉に止まる。


「って、わわっ!」


やっぱりまだ慣れてない私。

止まった瞬間、コケてしまう。



「おぉっと。
大丈夫か?」



「あ、夜月…ありがと」