心臓の音が妙にリアルに耳に届く。


この状況だったらきっとみんなそうなるよね?

私だけじゃないよね?




学園の中に入ると、そこはもう別世界、異世界だった。



ファンタジーとかはよく分からない。

本を読むならミステリー派だし。

けどこうゆう状況をファンタジーというんだろう...多分。



見た目は古めでも、中身はもう圧巻の美しさだった。



大きい大きい分厚い木の扉が勝手に開いたと思うと、1番にでっかいシャンデリアが目に飛び込んだ。