君と星空の彼方

「ぐぅ…ホシノ、力強すぎぃ…」

「へ⁉︎あ、ごめん‼︎」


なんか神達にムカついてたら、抱きしめる力が強くなってたみたい…


急いでミズキを離す。


「もぉ〜。覚醒したら運動神経や力も上がるって言ったでしょぉ?
気をつけてよ?」


「はぁい…」

うぅ…だって中学の時は握力20ピッタリぐらいだったし。


ちょっと昔にタイムスリップして、握力を計り直したいなぁ…なんて思ったり。


そしたら体育で通知表、5が取れたかもしれないんだもん!



そんなことを思ってる最中、部屋をノックする音が響いた。



「ん…?誰だろう…?」


ミズキはそい言いながら玄関の方へ向かった。


私も後ろからついて行くと…



「ムル……」



ムルが玄関で…相変わらず作ったような、薄っぺらい笑みを浮かべて立っていた。