君と星空の彼方

それにしても朝から私、なんかズレてる…


登校の時はセイヤと夜月のせいでドキドキしっぱなしだし、SHRはぼーっとしすぎて起立しなかったし。

ダメだなぁ、こんなんじゃ。しっかりしなきゃ!


初めての授業だもん!


姿勢をピシッと正してみる…けど…姿勢、キツい…


結局猫背になり、頬杖をつきながらまたぼーっと外を眺めた。


後ろの方をチラッと見た時に、視界の中にセイヤがうつりこむ…


………なんか、胸が熱い。人と抱き合うとか…あぁ、思い出すだけでダメなやつだぁぁ!

忘れろ!セイヤの温もりなんて…じゃなくて!

セイヤの言葉の意味…も深く考えるなぁ!私!



「ホシノ…なんか熱っぽい?顔真っ赤だよ?」


「……え…えっと…なんでもないっ‼︎」


ごめんねミズキ…今の声量からすると、セイヤに丸聞こえだと思うんだ!


私って昔から冷え性なのに…今は体中がポカポカして暖かい、とゆうより熱い。

だってさ…お年頃ですもん、男子にあんなこと言われたり抱きつかれたり…き、すしちゃったら…!


今日の私はどうにかしてるよおぉぉ‼︎



忘れた方が身のため、だよね!うん!



ちょうど良いタイミングでチャイムが鳴った。

起立!とSHRを進めていた女の子が言って、みんなが立ち上がる。
私も慌てて立って、峯浦先生の方を見る。


「よろしくお願いします!」


…こんなに始まりの挨拶で元気良く挨拶したのは、きっと小学校1年生ぶり。


気合を入れなきゃ!何事も挨拶から始まるんだもんね!