君と星空の彼方

『守りたい……大切な人を』

澄んだ綺麗な声が頭の…耳の奥から聞こえてきた。




そしてその瞬間、私の体が熱くなった。

ドクンドクンドクンと心臓の音が聞こえて、頭の先から足の爪先までカアァッと熱くなる。



『めざめて…ホシノ。

あなたは、私の、そう…アンドロメダの力を持っているのだから』




けど確かに、扉の中で聞いた時の声とは違かった。


私の中で響くこの声が誰なのか、何と無く分かった気がする…



スローモーションのようにゆっくりと、キマイラの尻尾である蛇が私に近づく。


きっと実際はもっと速いのだろう、周りでは攻撃しようとみんなが焦っている顔が見えた。


そんな中、私は冷静に


蛇を、睨むんじゃなくって…ただ見つめていた。






噛みつこうとしたのか、大きな口を開けた蛇の中から、濃い紫色の液体が私に飛び交って来る。


毒なのかな?



紫色の液体が私に触れる前に

私は右手をさしだしたまま


『イメージ』をする。




攻撃を無効化させる、イメージを。