君と星空の彼方

「イリヤー‼︎

ちょっとこっち来てー!これ取ってー!」


マナミ先輩が遠くの方からイリヤ先輩を呼ぶ声が聞こえた。


「じゃ、僕は…いくね……」


イリヤ先輩、頑張ってください。

嫌な顔1つしないイリヤ先輩、すごくかっこいいんで。

紳士です!



イリヤ先輩がマナミ先輩の方へ行くと、マナミ先輩は頭上のシャンデリアを指さした。



「これ!取って!」

「なにをどうやってここへかけたの…?」

「いやぁ、ミズキと遊んでたらちょっと、ねぇ?」



マナミ先輩の頭上のシャンデリアには…トングが引っかかってた。

隣にいたミズキも「はは…」と引きつり笑顔。



「もう…しょうがないなぁ」


イリヤ先輩はそう言うと少し地を蹴って、簡単に取ってしまった。



けど、そのジャンプは一気に1mぐらい跳ね飛ぶ!



な…ジャンプ力やばい……!



見た目はおっとりして優しそうな、頭脳派的な先輩なのに。


あ、でも確か覚醒したら運動能力上がるんだっけ?



ならマナミ先輩も取れたんじゃ…?


まあ、そこら辺は男子と女子の体格差ってことかな。





朝食を終え、7人で部屋の中で色々話したり、トランプしたり…

色々なことをしてる間に、あっという間にお昼の時間となる。



「もう昼…?早いねぇ、楽しい時間は」

ミズキが1時をさしている時計を見ながらつぶやく。