きみの声を聞かせて




……転校はもうこれっきりにしたい。



わたしはしばらく考えてからゆっくり首を横に振った。



「えーー!なんでーー?



だって朝、篠宮先生言ってたけど、夏帆ってスポーツ得意なんでしょ?



それなのに本当にどこの部活にも入らないの?」



麻美はわたしが運動部に入るかと思ってたんだ……。



そして、びっくりして大きくなった麻美の声が教室中に響いて、教室に残っている生徒たちの視線を感じる…。



わたしはコクンと麻美の言葉に頷いた。



「前の学校では何のスポーツやってたの?」



((バスケ))