ケータイ小説 野いちご

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    • 同級生
    • 昼頃
    • ライがバイトしてる店
    • 恋心を自覚

    それから俺は自分の気持ちを確かめるように彼女を観察するようになった
    そんなある日の事
    『レイヤ姉さん!見てくださいよこの写真!』
    『ん?どうかしたの?』
    どうやら休憩時間に入った様子の彼女とその上司?が会話をして居るのが聞こえた
    『めっちゃ可愛くないですか?
    もう一緒に住んでて幸せと言うか…!』
    『あらあら、あんたは最近幸せそうで良いねぇ』
    『えぇ、とても!』
    『しっかし写真沢山だねー幸せそうで何より』
    二人の会話に俺は完全に釘付けになっていた
    (一緒に住んでる…?しかも幸せ…?は?あいつ、まさか彼氏…いや…)

    “夫”

    という嫌な単語が脳裏によぎる
    (あーもーなんで此処まで来て気付くんだよ
    こんなことなら気付きたくなかった
    好きと気付いた時には手遅れなんてどこのドラマの話だよ)
    そんな皮肉めいた言葉を一言心の中で呟き店出た
    彼に恋心を自覚させるためのレイヤの罠だったとは二人は知らない

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    • 先生
    • 屋上
    • ほっぺツンツン

    「いかがしました?」
    「あ、先生」

    中3の美友は高校見学の屋上から青空を見ていた。

    「私の家はどこかなって見ていました」
    「……理由を聞いていいですか」

    彼女は帰り道が自信ないと言った。

    「先生、東ってあっちですか」
    「お待ちください?今そっちに帰る者に同行させますから」

    そう言って日永がスマホを取り出したので彼女は慌てて彼の手を自分の手で包んだ。

    「いいんです!自分で帰れます」
    「何かあっては大変ですから。離してください」
    「イヤです!離しません」

    日永の腕にぶら下がる美友に彼はやれやれと力を抜いた。

    「困ったお嬢様だ……」
    「私はお嬢様ではありません!」

    日永は涙目で見つめる彼女の頬をツンツンした。

    「え」
    「それでは……私と帰りますか?」
    「は?」
    「ちょうど東に用事があるんです、さ」

    日永はそう言って美友の手を優しく握った。
    春風は二人をうららかに包んでいた。

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    • 先生
    • お昼休み

    「ん~…」
    寝不足で、保健室で寝させてもらっていた。ゆっくり意識が浮上する。
    起きなきゃと思って、体が重いことに気がついた。
    「!?」
    目を開けると、どアップで先生の寝顔が映った。
    「せ、先生…?…ねてる」
    腕は私の周りに回された状態で。どうりで重いと思った。
    ベッドの周りには勿論仕切りがされてるけど、教師が生徒を抱きしめて寝ているというのはいかがなものか。
    先生の顔を眺める。
    「…かっこいいなぁ」
    寝ててもイケメンなんだから。
    けど寝顔は起きてるときよりも幾分か幼くて、かわいい。
    くすりと笑うと先生が声を漏らすから、私は目をつぶって寝たふりをした。
    「…んぁ、やっべ。めっちゃ寝てた…さき、咲」
    呼ばれても起きないでいると、先生ははぁとため息をついた。
    「ったく、可愛い顔しやがって。寝ぼすけさんは襲うぞ?」
    ちゅっと、額に触れる感触。
    真っ赤になる私に先生がくすりと笑った。
    …性格わる。

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感想ノート

きみの声を聞かせて (桜庭成菜/著)

「きみの声を聞かせて」読んでいただきありがとうございました。
よろしければ一言お願いいたします(*/ω\*)
*非難、中傷除く

  • すごい感動しました!
    泣きそうになりました!

    どんな時も負けずに頑張る夏帆ちゃんや、いつでも厳しくても正面からぶつかってくれる翔矢くん。

    特に1番さいごの名前を呼ぶところがお気に入りです°ʚɞ°

    2人がこれから幸せになれますように*ˊᵕˋ*

    u_kaʚɞ   2018/11/27 02:38

  • ⇒桃音桜さん

    こんにちは。
    きみの声を聞かせてを読んでいただきありがとうございました!

    桃音桜さんはバスケ部だったんですね!
    実体験も書いていただきすごくうれしいです。
    スポーツをやっていると、やっぱり先生とだったり、部員だったり何かありますよね。
    辞めた友達も戻ってきてくれて本当に良かったですね(*^^*)

    ストーリー構成を最初ドン底から始まったので、最後はハッピーエンドにするつもりでいました。
    ですので、読んでいて幸せな気持ちになれましたと言っていただけてすごく嬉しいです(*˘︶˘*)!!

    続編も考えてみます!
    素敵な感想をありがとうございました。

    桜庭成菜   2015/01/26 22:22

  • 全部読ませてもらいましたっ!

    私もバスケ部でしたが、そのときに
    「いじめ」ではないけど、外部コーチがひどくて
    実際に辞めてしまった友達もいて
    私も辞めようか悩んだときがありました
    そのときは先生と話をして続けることにしました
    そして、去年の4月に顧問の先生が代わり外部コーチがいなくなりました
    そしたら、辞めた友達も戻ってきてくれて
    本当にうれしかったです

    そのことと夏帆ちゃんのことは違う悲しみだったけど
    最後にはとってもいい結末で
    読んでいて幸せな気持ちになれました

    続編できたら期待してます♪
    これからも頑張ってください
    応援してますっ♪

    桃音桜   2015/01/25 16:38

  • ⇒未生*さん

    きみの声を聞かせて読んでいただきありがとうございました!
    素敵なお話だなんてとんでもないです(;_;)

    夏帆はストーリー上辛いことをたくさん乗り越えなければならないので、周りの子たちは優しく積極的に手を差し伸べる子たちにしてみました。

    あとは、自分だけで何とかしようと思っても、できないことがあって、それを乗り越える時には周りの友達や彼氏に頼ることも大切なことだと伝えたかったです。

    そうですね☆
    本編はその後はありませんが、わたしも夏帆にはこれからは楽しく高校生活を過ごしてもらえたらなと思ってます!

    こちらこそ素敵な感想をありがとうございました(*˘︶˘*)

    桜庭成菜   2015/01/13 20:25

  • ⇒スイートベアさん

    初めまして!
    きみの声を聞かせてを読んで下さりありがとうございました。

    夏帆のいじめにあったところに注目して読んで下さったみたいで嬉しいです。
    間違いなく被害者は忘れないでしょうね。
    忘れたくても忘れられないと思います。

    そうですね!物語がドン底から始まった分最後はどんどん上に向かっていくストーリーにしたかったので夏帆の周りの登場人物は優しくて、手を差し伸べて助けてくれる、そんな子たちにしました。

    率直な感想をありがとうございました。

    桜庭成菜   2015/01/05 15:51