三日で始まる恋

「私達も行きますか」

「そうだな」

私は、二人には言っていない事があるんです。

実は私、瞬介君の事が好きなんです。あの事件の三日間がきっかけで好きになった。

私が瞬介君の後ろ姿を見ていてら、チラッと瞬介君が振り返った。

(や、やば!)

瞬介君は、私の方へと歩いて来て。

「ちょっと来い」

「………えっ?」

瞬介君に手首を掴まれて歩き出す。

「「おおー!」」

夢と音葉が軽く歓声をあげる。

(おおー!じゃないよ!!瞬介君と二人きりなんて、心臓がもたないよ!!)

瞬介君に連れて来られたのは、学校の裏庭。

「お前さ……」

や、やばい聞かれる!「俺の事見てたか?」って!!

「な、何?」

覚悟をして、瞬介君が言うのを待つ。