「先生、生徒に謝罪してください? そうすれば、ここは見なかったことにしますから」


サヤカの言葉に、ようやく校長が救われた、という表情で「そうしてくれるか?」と食いついてくる。


「ええ」


頷き、それと同時にりえ達四人が教室へ入ってきた。


「あなたたち!」


戸田が目を見開き、声を上げる。


「謝罪、お願いしますよ?」


生徒四人に見下されたまま、校長と戸田は謝罪することとなったのだった。