赤い扉(ホラー)

それから、伸江はずっと勇気とりえを見つめていた。


大丈夫かな?


りえは家の事が負担になってないかな?


と考えながらも、ふと小さな女の子が近くをウロウロしている事に気付いた。


最初はその子が何なのか理解できなかったが、赤いスカートに、フリルのシャツは見覚えがあった。


ずっと昔にりえに着せていた服だ。


りえはその服をすごく気に入って、毎日のように着ていた。


「りえ?」


伸江は思わずそう聞いていた。