赤い扉(ホラー)

「けど……」


国方の言葉を遮るように「お前らは生徒だからな」と笑って見せた。


サヤカは一つ自分に気合を入れるように「よしっ」と言い、職員室を出る。


廊下に灯りはついているものの、何故だかその灯りは薄暗く、暗闇の中にいるよりもずっと気持ちが悪かった。


けれど、これも可愛いイトコのため、そう思い。サヤカは地下室へと向かった……。