頭が真っ白になる。 「咲、良……?何言ってるの?僕だよ?」 僕は、必死に咲良に訴えたが咲良はキョトンとしたままだった。 「ごめんなさい、貴方のこと知らないんだ。」 なんで。 咲良だけ。 こんな辛い思いをするんだろう。 悪いのは、僕達なのに。 凄く、もどかしくて。 苛々する。 「っ、ちょっと待っててくれる?」 僕は、泣きそうになりながら咲良に言った。 「?、良いよ?」 「ありがと。ちょっと待っててね。」 と、部屋から出ていき大雅の部屋に行く。 視界が段々ぼやけてくる。