楓side


えっと……………………………………………………………………………………………



「ヘンタイ…?」

私は頭に浮かんだ言葉を口に出した



竜が一瞬固まった。突然竜があははっと声を出して笑った



「そっかぁ先輩はしらないのかな?」



すっと私の背後に移動する



…後ろに回った瞬間に蹴り入れようかな




「あのね。麒麟の肉を食べると不老不死になれるんだよ?」



16歳とは思えないほど冷たい声



身の危機を感じ、私はふっと息を吸い込んだ