「今無くても、今後わからないことがあったら僕に聞いてよ。」



ね?と笑い、ネクタイを揺らした




…そういえばこの人の名前知らないや…



私は一歩踏み出しフェンスのそばに近寄った



「あの。先輩の名前の…教えて下さい。」






「……岡田 樹」