「いや、大丈夫。えっと…今から詔子さんを送る訳だけど家どの辺りか教えてくれるかな?」 「は、はいっ。あの…柳屋大の近くです。」 聞いといてアレだけど、柳屋大ってどの辺りにあんだろ…さっぱり分かんねーわ。 「だってさ、柏木。そこまで宜しく。」 「…了解です。」 少ーし何か言いたげな柏木を見遣った後、瞼を閉じる。 詔子さん家に着いたとしても、帰すのは難しいかもな…。 状況確認の為に向かっているようなもんだ。